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阿部 敦 & 代永 翼

阿部 敦 (あべ あつし)

誕生日
3月25日
出身地
栃木県


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■代表作: 乃念のザムド 竹原アキユキ/主役、しゅごキャラ! 相馬空海、とある魔術の禁書目録 上条当麻/主役、グインサーガ マリウス、隠の王 風魔忍、君が主で執事が俺で 刺客、鉄のラインバレル、TYTANIA-タイタニア-、ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~、今日からマ王3、NANA、結界師、こてんこてんこ、コヨーテ ラグタイムショー、ロザリオとバンパイア、シゴフミ、など

代永 翼 (よなが つばさ)

誕生日
1月15日
出身地
神奈川県


■代表作: グインサーガ レムス、ネットゴーストPIPOPA 松下シュウゾウ、S・A~スペシャル・エー 山本純、ペルソナ~トリニティ・ソウル~ 玖珠若桜・椎葉、BLEACH 菅ノ木愁、ぷるるんっ!しずくちゃん あはっ☆ ヒカル、大きく振りかぶって 三橋廉/主役、機神大戦ギガンテック・フォーミュラ 州倭慎吾/主役、シブコミ 町屋翔太、のだめカンタービレ 野田佳孝、ワールドデストラクション~世界撲滅の六人~、など
 

『声優』について

Qお二人の憧れの声優さんを教えてください。

阿部:

僕は男性だったら、大塚明夫さんです!シブくてカッコよくって…この世界に入る前から憧れています。
女性だったら井上喜久子さん。井上さんは僕の理想のお姉さんです。(笑)
以前、「とある魔術の禁書目録」で井上さんが僕のお母さん役で出演されたのですが…スタジオで始めてご挨拶したときに思わず「ファンです!」と伝えてしまいました。


代永:

僕は、今「グインサーガ」で共演させていただいている堀内賢雄さんです。
非常に頼りになる兄貴みたいな人というか…この方がいらっしゃるだけで場の空気がガラッと変わるんです。
僕みたいな新人にもいつも気さくに話しかけて下さいますし、どんな時も常に周囲に笑いが絶えない、楽しい現場にして下さる方です。
僕もいつかはあんな役者さんになりたいと思っています。


Qお二人にとって、養成所「デュオ」での2年間とはどの様なものでしたか?

阿部:

厳しかったです。非常に苦しい2年間でした。(笑)
「養成所ってこんな感じ」という、漠然としたイメージは自分の中にあったのですが…デュオは全く違っていて。
「先生」と「生徒」という垣根を越えて、一丸となって一つのところにむかっていくというか。ただ本当にやる気のある人たちが集まる、私塾のような所という感じですかね。
正直、人生で何かをこんなに死に物狂いで一生懸命やることってあまりないと思うんですよ。厳しくて苦しかったけど、楽しかったですね。
二年間一緒にやった奴らとはいまでも仲が良いですし。
役者としても、人間としても成長できた、いい経験だったと思います。


代永: 僕も…そうですね、キツかったですね、本当に。(笑)
芝居の上では本当に勉強になったし、そもそもその芝居の根っこのところを「ぎゅっ」と作ってくれた二年間だったかなと思います。
自分の知らない世界への一歩を踏み出せたというか。そこが専門学校とは違った点ですね。
僕は声が高いんですが、最初は一生懸命やっていてもそれが伝わらなかったり、自分がやりたいことをうまく伝えられなかったりして苦しかったこともありました…。
でも思い切り体当たりをしても、ガチで勝負してくれるというか、ぶつかっていった分だけの答を返してくれる場所でしたね。
授業の中身は、学校というより…「ひとつの劇団が合宿してひたすら稽古をする」位の密度の濃さがありました。
一人一人の良いところも、ダメなところもしっかり見てもらえるんです。
レッスンが終わってから夜、同期同士でダメ出ししたりもしましたね。

阿部:

本当にしょっちゅうどこか行ってたよね。
飲み屋で、「お前の芝居はここがダメだ」とか「ここが良い」とかディスカッションしたりして。(笑)


代永:

自分の分かって無いようなところまで率直に言ってくれる。
それで、そこが間違ってないんですよ。(笑)
そういった仲間に出会えたことも大きかったと思います。

 

  Q今でも同期の役者さんの間でダメだしをしたりすることはありますか?
阿部:

ありますね…たまに。


代永:

今も「グインサーガ」では阿部くんと共演しているのですが、最初はそれぞれに登場シーンが違うので、もしかしたらスタジオで会えないかも?と思っていました。
それでも無事、同じ回に登場することが出来て。(笑)
特に今回、阿部くんはマリウスという吟遊詩人の役をやるのでどんな芝居をするのか、非常に楽しみでした。


阿部:

特に最初のシーンは吟遊詩人なだけに、非常に印象的な登場をします。(笑)
皆様、お楽しみに!


Qお二人のように、同期の方が現場にいるときはどんな感じがしますか?
代永:

やっぱり安心しますね。すごく落ち着くというか…。


阿部:

お互い頑張ろう!っていう気になるよね。


代永:

いつかそれぞれに頑張ってまた、6期のみんなで集まってお仕事がしたいね。


阿部:

それ、面白そう!


Qお二人にとって、「声優」とはどんなお仕事ですか?
阿部:

一生やっていきたいものです。
自分自身も、演技も常に変化していく、終わりがない仕事ですね。
未来がある仕事、非常に刺激的な毎日です。


代永:

僕も、声優とは、役者とは限りないものだと思います。
先日、「赤毛のアン」のドラマCDのお仕事があったんです。
これが今回はあえて登場人物全員、男性のみでのキャスティングということで、僕はアン役をやらせていただいたんですよ。
今まで女性が男性のキャラクターを演じることはあっても、男性が女性のキャラクターを演じる場合はオネエキャラとか、特殊な場合しか無かったと思うんです。
でも今回はすごく自然な感じで演じることができて…今までになかった道が開けた瞬間だったなと感じています。

いま、僕たちは先輩たちが残してきた道を一生懸命追いかけている訳ですが、いつか自分もその道に続く、新しい道を後輩たちに残してあげられるような声優になりたいと思います。(注:こちらの「赤毛のアン」ドラマCDはモモグレさんより5月28日発売予定です)

最後に、ファンの皆様へメッセージをどうぞ。

阿部:

僕のファンの方がいらっしゃるかどうかがまず心配なんですけど…。


代永: いるよ!(笑)ブログにコメント書いて頂いたりしてるでしょう!

阿部:

では…今の自分は、自分の夢である声優になることができて、やりたいことをやらせて頂いて…それに対してついてきてくれるというか、好意をもってみていただけることがもう本当に嬉しいです。
これからもファンのみなさんに「いいな」って思っていただけるような芝居をして、活躍していけるように頑張りますので応援していただけたら…それだけで泣きます!


代永:

僕は、皆様からいただくファンレターや励ましの声で、もっと頑張っていこうと思いますし、本当に支えていただいてます。
またファンの皆様に、僕が自分の声で届けられるもので支えていけるのならば精一杯発信していきたいと思いますし、こうした皆様とのやり取りが大きな木の根っこのようにもっともっと、大きくて確かなものにしていけるように、頑張ります!


阿部:

これからも、色々なもので共演していきたいよね。


代永:

そうだね。


二人:

みなさま、これからも阿部敦&代永翼をよろしくお願いします!