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かない みか

かない みか (かない みか)

誕生日
3月18日
出身地
東京都


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■代表作: それいけ!アンパンマン メロンパンナ、うちの三姉妹 次女・スー、ながされて藍蘭島 かがみ、レ・ミゼラブル サンプリス/トゥーサン、コードギアス反逆のルルーシュ 皇神楽耶、NANA 上原美里、ひぐらしのなく頃に 北条沙都子、のらみみ ブロッサム、姫様!ご用心 イーモー、デ・ジ・キャラットにょ 庵衣きなこ、ななか6/17 ピコ太、魁!!クロマティ高校 メカ沢βバージョン、金色のガッシュベル ロップス、ギャラクシーエンジェル シリーズ ヴァニラ・H/ノーマッド、ポケットモンスター チコリータ/マリル、だぁ!だぁ!だぁ! ルウくん、冒険遊記プラスターワールド カッチン姫、パラッパラッパー サニーちゃん、花田少年史 りん子、おじゃる丸 ハチ子、おジャ魔女どれみドッカーン パオちゃん、Avenger ネイ、きんぎょ注意報 わぴこ/主役、それゆけ!宇宙戦艦ヤマモトヨーコ ロート、ヤダモン ヤダモン/主役、アイドル天使ようこそようこ ようこ/主役、ポチャッコ ポチャッコ/主役、少年アシベ ペッペッペ・マオ、など
お仕事編

Qかないみかさんが声優になったきっかけを教えてください。
私の場合は最初から「声優になろう!」と思っていたわけではなくて、当時は舞台の活動をしていました。
それで舞台を観に来てくれた人や野村道子さん(現:賢プロダクション相談役)に、ママ(田上和枝さん)が声優をやっていたこともあったし「みかちゃんも声優やってみない?」って声を掛けていただいて。

それで何本かオーディションを受けて決まったりとアニメの仕事も増えてきて、徐々に舞台の数をセーブしていった感じかな。
声優としてのスタートはすべて賢プロダクションから始まっています。

当時、オーディション会場で不思議だったことがあってね。
私がいた舞台とか顔出しの世界では、会場ではお互い知らない人ばかりでシーンとしてるのに、アニメのオーディションは来る人来る人、「あー!久しぶり~」なんてやってて、みんな友達みたいなんだろうって。
入ってから分かりました。あ、狭いんだって。(笑)
会う人は一週間毎日現場で会ったりするからね。これは友達になるな~って思いましたよ。
実際私もあっという間にみんな友達になって…「なんて楽しい業界なんだ!これを私の天職にしよう!」って決めてからは他に何か別のお仕事を始めようとは思いませんでしたね。

それにこの声優というお仕事の中で、アニメやCM、ナレーション、ラジオ、洋画の吹き替え…本当に色々なことをやらせてもらっていますね。
主題歌を歌わせてもらったりして歌をレコーディングする楽しさも知ったし、アルバムも何枚か出させてもらいました。

会長である内海賢二さんと、野村道子さんにはデビューからずっとお世話になっていて、二人は私の本当のお父さんお母さんみたいでもあり、お兄ちゃんお姉ちゃんでもあり、尊敬できる大先輩でもあります。
そんな二人の下でやりたいことをやらせてもらって、すごく幸せだと思うし、私がこの事務所に入ったのはまさしく運命!

だから私は昔から「うちの事務所は超いいよ~」なんてよく自慢してます。(笑)
いま賢プロに所属している後輩のみんなも、そう思ってくれていたらいいな。
 

かない みか  
Q親子二代にわたって声優をされている方は珍しいですよね。何か、家族間でアドバイスをされたりすることはありましたか?
全くありませんでしたね。
私の出ているアニメを見て「あんた達がやっているやつは速くて大変ね~」
って言ったりすることはあったけど、それはママがやっていた当時のアニメや吹き替えは、もっとテンポがゆっくりだったっていうのもあると思う。

実は一度だけママと共演したことがあるんですよ。
私がやっていた「ヤダモン」というシリーズで、ヤダモンのお母さんはアニメ版では青二プロダクションの川浪葉子さんがやっていらしたんですが、CDドラマの時に「せっかくだから」ということでママと親子の役で収録させていただきました。
でもうちのママはもともと「オバケのQ太郎」の正ちゃんとか、少年役を多くやっている人だからあんまりママっぽくなくて、私が「ママ!もっとお母さんっぽくやって!」って言っちゃったくらい。(笑)
ディレクターさんには「いや、田上さんはそのままでやってください」っておっしゃっていただきましたけどね。
そんな幻のCDがあります。(笑)
Q事務所をほぼ創成期から支えてこられたかないみかさんですが、賢プロ25周年を迎えたいま、いかがですか?
昔からよく周りの人にも言われるけど、賢プロは内海会長をはじめすごく個性的なメンバーが揃っていますよね。
まだカセットテープの時代、事務所が四谷にあったころはスタッフも役者もちょっとしかいなくて…それがいまやこんなに大きくなって。
昔は昔で楽しかったけど、今は今でみんな大勢で何かを創ることができるから楽しいです。

あと他の事務所のことはあまりよく知らないけれど、うちの事務所はとても家族的な温かさがあるというか、仲間意識が強いですね。
外でも内海さんを中心に同じ事務所の人がみんなよくまとまってるし、外の人に「賢プロはいいね!」って言われると私も嬉しくなっちゃう。
Q役者として、普段心がけていることを教えてください。
なるべく深夜だったり、空いた時間にやっているアニメを見るようにしてます。
見ながらも、今の流行や「私だったらこの役ができるな」とか、「こんな風に演じるかな」と思いながら研究したり。
自分が落ちてしまったオーディションの作品は特に見るようにしていますね。
それでその役に決まった方は自分と何が違っていたのか、どんな風に演じているのかを見て「ああなるほどな、確かに私でもこの人を選ぶな」って納得したり。
あと、テレビドラマは全て録画して見ています。
―すべてですか?!それはすごい本数になってしまいそうですね。
そう。ドラマ中毒なので☆
どんどん溜まっていっちゃう前になるべく見るようにしているんだけど、なかなか追いつけません。休みの日はソファに座って8時間くらいぶっ通しで見たり。(笑)
今期のオススメは「不毛地帯」と「JIN-仁-」!
脚本も面白いし、とにかく役者さんのお芝居が格好いいですねー。
Q今まで演じるのが大変だったキャラクターはありましたか?
演じるのが大変…というより、ホラー映画はホントに苦手なのでそれが大変でした。(笑)
家で吹き替えのリハーサルをするときも、うちの事務所の伊東みやこに泊まりに来てもらって「一人にしないで!」って言いながら一緒に見たり…。
なんでこう、「怖い子供といえばかないみか!」みたいになっちゃってるんだろう。(笑)
  かない みか
かない みか  
Q今後、挑戦してみたい役柄はありますか?
ちっちゃいキャラといえば!というイメージがあって、メロンパンナちゃんもそうだし、いまだにそういう役をやらせてもらえて嬉しいですが、その他にも年相応とまではいかなくとも、お母さん役とか落ち着いた大人の女性の役もやってみたいなぁーと思うよね。
あとは、「デスパレートな妻たち」で双子の男の子の吹き替えをやっていますが、ああいう少年の役もいいですね。
Qこれから声優業界を目指す後輩たちにアドバイスをするとしたら?
好きだったらやれると思うし、逆に好きじゃなければやれないお仕事だと思います。
待ち時間が長いこともあるし、お仕事が毎日来るわけじゃない人だってたくさんいるしね。
あと台本をしっかり読める、読解力のある人が良いと思います。
国語力を身に付けないとね。

最後に、HPを見てくれているファンの皆様にメッセージをどうぞ!

賢プロは面白い人たちの集まりです♪
それぞれブログもあるし、毎日散歩がてらぐるっと回って遊びに来てくれたら嬉しいな。
そこに今度やるうちのイベント情報なども載せていくので、興味を持った方は是非会場まで遊びに来てください☆
―ありがとうございました!